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台湾衛生当局「サル痘感染者を初めて確認」

2022年6月24日 23:27

台湾の衛生当局は24日、欧米を中心に感染が拡大しているサル痘の感染者が初めて確認されたと明らかにしました。

台湾の衛生当局によりますと、サル痘への感染が確認されたのは、半年間のドイツ留学から今月16日に台湾に戻った20代の男性です。

男性は台湾到着後、新型コロナウイルス対策のため在宅隔離をしていた今月20日に発熱やのどの痛み、赤い発疹などの症状を訴え、24日、サル痘への感染が確認されました。

男性は隔離病棟で治療を受けていて、今のところ濃厚接触者の中に症状が出ている人はいません。

サル痘は、アジアではシンガポールと韓国ですでに感染者が確認されていて、台湾当局は、感染拡大を防ぐため、発熱や赤い発疹などの症状がある場合は、すぐに報告してほしいと呼びかけています。