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“ウィズコロナ”政策中断し規制強化 韓国

2021年12月6日 21:03

新型コロナウイルスの感染再拡大が続く韓国では、“ウィズコロナ”政策が中断され、飲食店などでの規制強化が始まりました。

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47万人以上が感染した韓国。感染の再拡大が続いています。(感染者 47万7358人 死者 3893人 韓国・保健当局 6日)

記者(韓国・ソウル、6日)
「感染状況が深刻化している韓国。きょうから“ウィズコロナ”政策が中断されます」

6日から、首都圏で最大10人まで認めていた飲食店での集まりを6人までに制限し、ワクチンの接種証明の提示を義務づけるなど、規制の強化を始めました。

ソウル市内にある飲食店。再び規制されることについて聞きました。

飲食店経営者
「(人数制限が)何人までよかったり、また何人までダメだったりと、二転三転するので混乱しています」

政府の対応に戸惑いの声も上がります。

一方で、市民からは、今回、営業時間に制限を設けていないため、もっと規制を強化すべきとの声も上がっています。

ソウル市民
「みんなの安全のためには、ある程度やるしかないと思う」

ソウル市民
「個人的にはもっと強化すべきだと思っている。感染者が減っているわけでもないので」

こうした中、韓国ではオミクロン株の感染も拡大。6日の発表で12人増え、累計で24人となりました。

ソウル近郊・仁川の教会を訪れた人を中心に感染が拡大していて、さらに増えるものとみられます。