ポルノ女優に不倫の口止め料を支払ったとされる問題で、起訴されたアメリカのトランプ前大統領が、裁判所で罪状認否にのぞむためニューヨークに到着しました。

トランプ前大統領は、自宅があるフロリダ州を日本時間4日未明に出発し、途中、支持者らの声援を受けながら空港へと向かいました。

専用機に乗り換えたスーツ姿のトランプ氏は、およそ2時間半のフライトでニューヨークに到着し、ゆっくりとタラップを下りました。

トランプ氏が手を振って入ったトランプタワー周辺では、厳戒態勢の警備がしかれる中、支持者らが集まる姿も見られました。

トランプ支持者「何が起きているのかを知るために、トランプ前大統領をできるだけ応援するために来ました」

アメリカメディアによりますと、トランプ氏はトランプタワーで一夜を過ごしたあと、現地時間4日に出頭し、罪状認否にのぞんだあと、フロリダ州の自宅に戻り演説を行う予定です。

罪状は数十件にのぼる見通しですが、トランプ氏の弁護士は「トランプ氏は戦いに備えている」「堂々と無罪を主張する」などと自信をみせています。