「自分の死で労働法改善進める」香港メディア“男の遺書”報道 中国8人死亡切りつけ
中国・江蘇省の学校で男が学生らを刃物で切りつけ、8人が死亡した事件で、香港メディアは男の遺書とみられる文章を報じました。
16日、中国・江蘇省の職業教育を行う学校で、21歳の男が学生らを刃物で切りつけ、8人が死亡、17人がけがをしました。現場で拘束された男は、以前この学校に在籍していたものの卒業試験に落ちたということです。
また、警察は男が実習生として働いていた職場の報酬に不満を持ち、犯行に及んだとみています。
一方、香港メディアは17日に男が犯行前に遺書として書いたとみられる文章を報じました。学校への不満のほか、職場について「毎日16時間働いたが、賃金を滞納されている」「自分の死で中国の労働法の改善を進める」などの主張が書かれています。
最終更新日:2024年11月18日 12:34