北朝鮮“戦術核”潜水艦を公開 金総書記「海軍の核武装化を引き続き推進する」
北朝鮮は戦術核を搭載できるとする新型潜水艦の進水式を金正恩総書記の立ち会いのもとに行ったと明らかにしました。
これは国営の朝鮮中央通信が伝えたもので、6日に金総書記立ち会いのもと、戦術核を搭載できるとする新たな潜水艦の進水式を行いました。
進水式で演説を行った金総書記は「海軍の核武装化を引き続き推進する」とした上で、「既存の潜水艦の核潜水艦化を実現しなければならない」と強調しました。また、原子力潜水艦の導入を目指す考えを示しました。
新型潜水艦は日本海を担当する部隊に引き渡され、進水式の翌日には試験航海を行ったとしています。
北朝鮮としては新型潜水艦の公開で軍事力を誇示するとともに9日の建国75周年に向けて国威を発揚する狙いがあるとみられます。