プーチン大統領“核兵器部隊”は常に戦闘態勢 「戦勝記念日」で演説
ロシアのプーチン大統領は9日、第二次世界大戦の「戦勝記念日」に演説し、核兵器も扱う部隊が戦闘態勢にあるとのべ西側諸国を強くけん制しました。
プーチン大統領
「ロシアを脅かすことは誰にも許さない。ロシアの戦略軍は常に戦闘態勢にある」
戦略軍は核弾頭も搭載可能な大陸間弾道ミサイルなどを扱う部隊のことです。
パレードには今年も複数の核弾頭が搭載可能な「ヤルス」を運用する部隊や戦術核を搭載可能な「スホイ25攻撃機」などが参加しました。
式典終了後、プーチン大統領は、同盟国ベラルーシのルカシェンコ大統領とともにメディアの取材に応じ、6日に指示した戦術核の演習にベラルーシも部分参加すると明らかにしました。
西側諸国によるウクライナ支援の動きを強くけん制したかたちです。