メジャー側「大谷選手は処罰の対象でない」報道
ドジャースの大谷翔平選手の通訳を務め解雇された水原一平氏が、ドジャース開幕戦の終了後、球団のクラブハウスで、自身が「ギャンブル依存症」であると告白していたとアメリカメディアが報じました。
アメリカのスポーツ専門メディア「ESPN」によりますと、水原氏はパドレスとの開幕戦が終わった後の20日夜、クラブハウスで選手らを前に、「ギャンブル依存症である自分がすべて悪い」などと告白したということです。
また、21日記者会見したドジャースのロバーツ監督は、水原氏の解雇について聞かれコメントできないと繰り返しました。水原氏の後任の通訳については、前田健太投手がドジャースに在籍していた際に通訳をしていたウィリアム・アイアトン氏が暫定的に務めると明らかにしました。
一方、別のスポーツメディアの「ジ・アスレチック」によりますとメジャーリーグ側は現時点で「大谷選手は処罰の対象ではない」との認識を示しているということです。
こうした中、ドジャースの選手たちは開幕シリーズを終えて22日未明、アメリカにむけ韓国・ソウルを出発しました。大谷選手は水原氏の解雇について、これまでコメントしていません。