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パラグアイ、中国の外交官に国外退去命じる

2024年12月7日 3:28

南米で唯一台湾と外交関係を持つパラグアイは5日、中国の外交官に国外退去を命じました。

パラグアイ外務省は5日、内政干渉を理由に、中国の外交官のビザを取り消し、24時間以内に国外退去を命じたと発表しました。

現地メディアなどによると、中国の外交官はユネスコの会議に参加するため、パラグアイを訪れたということです。

しかし、会議には参加せず、首都アスンシオンにある議会を訪れ、「パラグアイは台湾と断交し、中国と国交を結ぶべき」などと議員に呼びかけたということです。

パラグアイは南米で唯一、台湾と外交関係を結んでいる国です。

中国外務省の報道官は、「パラグアイの非難や要求は、道理も根拠もない」と述べた上で「台湾は中国の一部で内政干渉にはあたらない」と反発しています。

最終更新日:2024年12月7日 3:28
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