選挙翌日に控えたパキスタンで2度の爆発 28人が死亡
総選挙を翌日に控えたパキスタン南西部で7日、2つの選挙事務所の近くで爆発があり、少なくとも28人が死亡、40人以上がケガをしました。
地元メディアによりますと、爆発があったのはパキスタン南西部バルチスタン州にある2つの選挙事務所の近くです。
このうち無所属の立候補者の選挙事務所近くでは、とめてあったバイクが爆発し、少なくとも18人が死亡、20人以上がケガをしました。
その直後、別の場所にある宗教政党の選挙事務所近くでも爆発があり、少なくとも10人が死亡、20人がケガをしました。死傷者の数はさらに増える恐れがあります。
パキスタンでは8日に総選挙が予定されていますが、これまでの選挙でも立候補者を標的としたテロなどが度々起きていて、さらなる治安の悪化が懸念されています。