南米・チリの大規模森林火災 死者123人に 放火の可能性も
南米・チリで発生した大規模な森林火災では、これまでに少なくとも123人が死亡するなど、被害が拡大しています。
チリでは、沿岸部などを中心に大規模な森林火災が発生し、現在も消火活動が続いています。
地元当局によると、これまでに少なくとも123人が死亡したほか、被害が大きいビニャデルマル市で少なくとも370人が行方不明だということです。
南米は、エルニーニョ現象の影響で例年を上回る高温が続いていて、森林火災のリスクが高まっていました。
一方で、地元の州知事は多発した火災のうちの一部について、「故意であることは明らかだ」などと話し、放火の可能性もあるとみて調べています。