米ホワイトハウス 報道官に初の黒人女性を起用
アメリカのホワイトハウスは5日、サキ報道官が退任し、後任に初の黒人女性で、同性愛者であることも公言しているジャンピエール氏が決まったと発表しました。
バイデン政権の「顔」として、報道官を務めてきたサキ氏は、近くテレビ局のキャスターに転身すると伝えられています。
この日の会見には、後任に決まったジャンピエール氏も姿を見せました。
サキ報道官「彼女は黒人女性として初めて、LGBTQ+(性的マイノリティー)として初めてこの役職に就く。多くの人の声を伝え、一生懸命働いて、大きな夢を抱けば叶うこと、その重要性を多くの人に示す」
多様性を重視するバイデン政権。大統領は、ジャンピエール氏について、「私と政権を代弁する強力な存在になる」との声明を出しています。