尹大統領に18日出頭要請…「非常戒厳」宣言めぐり捜査本格化へ 韓国警察など
韓国・尹錫悦大統領が「非常戒厳」を宣言したことをめぐり、警察などは尹大統領から事情を聞くため、18日に出頭するよう要請しました。
韓国警察などによる合同捜査本部は戒厳をめぐり、尹大統領を内乱などの疑いで捜査していて、先週、大統領府の家宅捜索にも着手しています。
こうした中、合同捜査本部は尹大統領から事情を聞くため、18日に出頭するよう要請しました。
これとは別に、検察も15日、出頭を要請していましたが、韓国メディアによりますと、尹大統領は「弁護団の選任が完了していない」として応じていません。
このため、検察は16日、再び、出頭要請を通達ました。
出頭要請に応じない状況が続けば、捜査当局が逮捕状を請求するなど、強制捜査に踏み切る可能性も指摘されています。
一方、尹大統領が弾劾訴追されたことを受け、憲法裁判所は16日、初めてとなる裁判官による会議を開きました。
27日に1回目の弁論準備手続きを行うことなどが決まりましたが、韓国メディアは、早ければ来年2月にも審理が終わるとの見方を伝えています。
最終更新日:2024年12月16日 19:00