イスラエル軍がレバノン南部の工業地帯を空爆 少なくとも9人死亡
イスラエル軍が17日、レバノン南部の工業地帯を空爆し、少なくとも9人が死亡、5人がケガをしました。イスラエル軍は、武装組織ヒズボラの武器庫を標的にしたとしています。
AP通信によりますと、イスラエル軍がレバノン南部ナバティエの工業地帯を空爆し、保健当局は、少なくとも9人が死亡し、5人がケガをしたと明らかにしました。死亡した人の中には、女性やその子どもも含まれていたということです。
ロイター通信によりますと、イスラエル軍は“ヒズボラの武器庫を標的にした”と主張しています。
イスラエルが占領するゴラン高原では先月27日、ロケット弾による攻撃で子どもら12人が死亡していて、イスラエルは“ヒズボラの攻撃だ”として首都ベイルートを空爆し、ヒズボラの幹部を殺害したとしています。
これを受けヒズボラは、イスラエルへの報復を宣言していて、緊張が高まっています。