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捕虜“北朝鮮兵”「敵がウクライナとは知らなかった」 取り調べ受ける様子公開

2025年1月22日 17:43
捕虜“北朝鮮兵”「敵がウクライナとは知らなかった」 取り調べ受ける様子公開

ウクライナのゼレンスキー大統領は20日、ロシア西部クルスク州で捕虜となった北朝鮮兵とされる男性が取り調べを受ける様子を公開しました。

捕虜となった“北朝鮮兵”
「実際に初の任務に就くまで、敵がウクライナ人だとは知らなかった」

ベッドに横たわりながらウクライナ保安調査官の取り調べを受けるのは、今月11日にゼレンスキー大統領が「クルスク州で捕虜にした北朝鮮の兵士」として公表したうちの1人です。

動画の中で男性は、北朝鮮からロシアまではロシアの船と列車を使って、100人ほどで移動し、北朝鮮兵の中にはロシアの武器を使う訓練を受けた人が数人いたものの、男性自身は訓練を受けていないと話しました。

ウクライナ側は、男性が誰と戦うかなどもわからない状態で派兵され、戦場では「多くの死傷者が出た」と答えたとしています。

ゼレンスキー大統領は北朝鮮兵のロシアへの移動や訓練について明らかになり、「ウクライナ侵攻への北朝鮮の関与が立証される」としています。

最終更新日:2025年1月22日 18:32