アメリカのバイデン大統領は1日、国務副長官にホワイトハウスでアジア政策を統括するキャンベル・インド太平洋調整官を指名すると発表しました。

バイデン大統領は1日国務省のナンバー2である副長官にホワイトハウスでアジア政策を統括するキャンベル・インド太平洋調整官を指名すると発表しました。最大の競争相手と位置づける中国への抑止を重視する狙いがあるとみられます。

キャンベル氏は2021年、バイデン政権が新設したインド太平洋調整官に就任。日米やオーストラリア、インドによる4か国の枠組み＝「クアッド」や米英豪の安全保障協力の枠組み＝「オーカス」の創設を主導したほか、日米韓の連携強化などに取り組みました。

就任には議会上院の承認が必要となります。