アフリカ南東部沖に浮かぶ島国・マダガスカルにサイクロンが上陸し、これまでに18人が死亡、数千人が避難しました。

ロイター通信によりますと、マダガスカルに27日から28日にかけて、サイクロン「ガマネ」が上陸し、家屋が浸水するなどの被害が出ました。29日までに少なくとも18人が死亡し、数千人が避難しています。

映像では、カヌーを使って住民を避難させる人や、洪水に流されないようにロープを使って移動しようとする人の姿も確認できました。

WFP（＝国連世界食糧計画）によりますと、マダガスカルでは2022年以降、複数の熱帯低気圧に見舞われ、農地やインフラが被害を受けて住民が避難を余儀なくされたり、多くの死者が出たりしています。