ウクライナ東部と南部で行われていたロシア編入に向けた「住民投票」について親ロシア派4地域のトップは28日、「賛成多数だった」としてプーチン大統領に編入を正式に要請する手続きに入りました。

「ルガンスク人民共和国」パセチニク首長「プーチン大統領には “ルガンスク人民共和国”のロシアへの併合を検討いただくようお願いします」

ウクライナ東部・南部の親ロシア派4地域のトップはそれぞれプーチン大統領に編入を要請する手続きに入りました。

親ロシア派が強行した「住民投票」で、賛成票が87％から99％に達したとしています。

この結果についてロシア外務省は28日、4地域の住民が「ロシアからの保護を求める決定をした。近い将来重要な段階を迎える」とする声明を出しました。

ロシアメディアの報道では、プーチン大統領は30日に連邦議会に対して「4地域の併合」を求める提案をするということです。