米航空大手ボーイング 1-3月期決算で最終損益約550億円赤字
アメリカの航空大手ボーイングは24日、今年1月から3月期の決算を発表しました。アラスカ航空機の事故を受け、最終損益はおよそ550億円の赤字となりました。
ボーイングが24日に発表した、1月から3月期の決算によると、売上高は前の年の同じ時期と比べ8%減り、165億6900万ドル(およそ2兆5680億円)となり、最終損益は3億5500万ドル(およそ550億円)の赤字となりました。
ボーイングをめぐっては今年1月、アラスカ航空の旅客機「737MAX9」の一部が飛行中に吹き飛ぶ事故がありました。
今年の年末で退任する予定のカルフーンCEOは、「品質改善のために737型機の生産を減らしたことを反映した」とした上で、「時間をかけて品質と安全管理システムを強化する」とコメントしています。