北朝鮮 金総書記立ち会い“ミサイル2発の発射実験成功”
北朝鮮の国営メディアは金正恩総書記立ち会いのもと12日、長距離巡航ミサイル2発の発射実験を行い、成功したと伝えました。
朝鮮中央テレビは「戦術核運用部隊」に作戦配備された「長距離戦略巡航ミサイル」の発射実験を12日に行い、金総書記が指導したと報じました。
2発のミサイルは朝鮮半島西側の黄海の上空を楕円や8の字形の軌道でおよそ2時間50分、2000キロ飛行し、標的に命中したとしています。
金総書記は実験の成功を高く評価した上で、「ミサイルの爆音は敵に再び送る我々の明白な警告」とアメリカや韓国をけん制しました。
その上で「国家核戦闘武力の無限大で加速的な強化発展に総力を集中すべき」と今後も核・ミサイル開発を推し進める考えを改めて強調しました。