トランプ氏「記録的な勝利を」共和党候補者選び“指名獲得”決定づけるか
アメリカ大統領選挙で予備選挙が集中する「スーパーチューズデー」は、日本時間の5日夜から投票が始まります。
野党・共和党の候補者選びで、トランプ前大統領がヘイリー元国連大使に圧勝し、指名獲得を決定づけることができるかが焦点です。
米フロリダから中継です。
トランプ氏は今、フロリダ州にある自宅で過ごしています。「勝負はすでに決まった」とばかりに予備選が行われている州には行かずに、余裕をみせています。
ことしの「スーパーチューズデー」は、共和党の候補者選びが15の州で一斉に行われ、今後の流れを決める重要な1日となります。
しかし、共和党の候補者選びはトランプ氏が勝利をほぼ確実にしていることから、もはや勝敗ではなくトランプ氏がヘイリー氏を圧倒し撤退に追い込めるかがポイントです。
そのヘイリー氏は、大票田のテキサス州で支持を訴えました。
ヘイリー元国連大使
「候補者レースに14人いたが、 私は12人打ち負かした。あと1人、追いつかなければならない人がいるだけ!」
トランプ氏は、予備選が行われないフロリダ州の自宅でメディアのインタビューに応じ、「明日は全ての州で記録的な勝利をおさめるだろう」と自信をみせました。
連邦最高裁は4日、トランプ氏に大統領選への立候補資格を認める判決を出しました。スーパーチューズデーを前に、障壁が1つなくなった形です。
バイデン大統領との対決を見据え、トランプ氏が圧倒的な強さを見せつけることができるのかが焦点です。