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ガザ地区学校への空爆めぐり イスラエルに非難の声相次ぐ

2024年8月11日 10:17
ガザ地区学校への空爆めぐり イスラエルに非難の声相次ぐ

90人以上が死亡したパレスチナ自治区ガザ地区の学校への空爆をめぐり、国際社会からイスラエルを非難する声が相次いでいます。

ロイター通信によりますと、ガザ地区北部ガザ市で10日、多くの避難民が集まる学校に空爆があり、これまでに93人を超える人々が死亡したということです。

一方、イスラエル軍はハマスの司令部を限定的に攻撃したとして、被害はそれほど大きくないはずだと主張しています。

今回の攻撃を受け、アメリカのハリス副大統領は10日、記者の質問に答える形で「あまりにも多くの民間人が殺害された。イスラエルにはテロリストを追及する権利があるが、民間人の犠牲を避ける義務もある」と述べ、改めて停戦交渉を早期に進める必要性を訴えました。

また、EU=ヨーロッパ連合のボレル上級代表は「被害の写真をみて恐怖を覚える。こうした虐殺を正当化する余地はない」とSNSに投稿するなど、国際社会からはイスラエルを非難する声が相次いでいます。