“4州併合”から1年 プーチン氏「我々は一つの国家」ウクライナへの軍事作戦を正当化
ロシアのプーチン政権は、ウクライナ4州の併合を宣言してから1年となる30日、「我々は一つの国家だ」などとするビデオメッセージを投稿しました。
ビデオメッセージの中で、プーチン大統領は、併合を宣言したウクライナ4州について「長い間苦しんできたドンバス(=ドネツク州とルハンシク州)、ザポリージャ州、ヘルソン州の数百万人の住民は祖国と共にあることを選択した」と述べました。
またこの地域を守ることは、「ロシアそのものを守ることだ」などとして、ウクライナ東部と南部で続けている軍事作戦を正当化しました。
プーチン大統領は30日を「併合を祝福する日」として定め、29日夜には前夜祭としてモスクワ中心部の赤の広場で記念コンサートが開かれました。