ウクライナのクレバ外相が辞任を申し出たと4日、現地メディアが報じました。ゼレンスキー大統領は近く、大規模な内閣改造を実施するとみられています。

ウクライナメディアは4日、議会の議長の話として、クレバ外相が辞任を申し出たと報じました。

クレバ氏は2020年から外相を務めていて、ロシアによるウクライナ侵攻後は、各国との支援をめぐる交渉などに最前線であたってきました。

ゼレンスキー大統領は近く、大規模な内閣改造を実施し、半数以上の閣僚を交代させるとみられています。

これに先立ち、ゼレンスキー大統領は3日、今年開催を目指す「第2回平和サミット」でのロシアとの和平交渉などを念頭に、「秋はウクライナにとって極めて重要な時期となる」と述べた上で、成果を得るためにはウクライナ政府の人事の刷新が必要だとの認識を示していました。