警視庁は大規模災害が発生した際に悪路を走ることができる4WD車や大人数を搬送できるワゴン車などを優先的に借りることができる協定を結びました。

首都直下地震などの大規模災害が発生した際にパトカーなどの警察車両が被害を受け、救出・救助活動などができなくなることを避けるため警視庁は4日、東京都レンタカー協会と災害時にレンタカーを優先的に借りることができる協定を結びました。

この協定によって、東京都レンタカー協会に加盟する4つの事業者が災害時には悪路走行に有効な「4WD」車両と人員輸送に適している「ワゴン型」車両を合わせて40台は確保し、警視庁に貸し出すということです。

警視庁は「いかなる大規模災害に直面しても活動をとめずに、都民・国民の生命・身体を守るために協力をお願いしたい」としています。