モスクワに向け飛行の無人機、2機撃墜 ロシア国防省が発表
ロシアの首都を狙ったとみられる無人機攻撃が連日、続いています。
ロシア国防省は10日未明、モスクワに向けて飛行していた2機を撃墜したと発表しました。
ロシア国防省は、10日未明に「モスクワ方向に飛行していたウクライナの無人機1機をモスクワの南カルーガ州上空で、もう1機をモスクワ郊外で撃墜した」と発表しました。
モスクワ市ソビャーニン市長は、無人機の飛来は「モスクワ時間、午前4時頃だった」とSNSに投稿しました。
ロシアメディアによりますと、この影響で近くにあるブヌコボ空港とドモジェドボ空港が一時閉鎖されたということです。
モスクワへの無人機攻撃は、このところ連日続いていますが、これまでのところ、ケガ人は出ていません。
また、10日は、ロシアが一方的に併合したクリミアのセバストポリ市周辺に11機の無人機が飛来して、ロシア軍が2機を撃墜、9機を妨害電波で墜落させたとしています。