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バイデン大統領 ロシアの理事国資格停止決議採択を歓迎

2022年4月8日 12:07
バイデン大統領 ロシアの理事国資格停止決議採択を歓迎

国連総会で7日、国連人権理事会でのロシアの理事国の資格を停止する決議が93か国の賛成により採択されました。

国連総会の冒頭、ウクライナの国連大使は、「ロシアは隣国の民間人を殺害し支配しようとしている」と強く批判した上で、決議案への賛成を呼びかけました。

決議案では、「ロシアによる組織的な人権侵害があった」と明記した上で、人権理事会でのロシアの理事国資格の停止を求めています。

採決では、ロシアや中国など24か国が反対しましたが、93か国の賛成により採択されました。

採択後、ロシアが「非合法的かつ政治的動機に基づく措置だ」と激しく反発し、「自ら理事国を辞めた」と主張したのに対し、イギリスは、「解雇された人間が辞表を提出するようなものだ」とやゆしました。

採択を受けアメリカのバイデン大統領は声明を発表し「プーチンの戦争がロシアを国際的な亡国としたことを証明する意義深い一歩だ」と歓迎しました。