水原容疑者の罪状認否、9日から14日に延期要望 検察側と弁護側の連名で出される
銀行詐欺の疑いで訴追されたドジャース大谷翔平選手の元通訳・水原一平容疑者の罪状認否について、当初予定していた9日から起訴後の14日に延期する要望が、検察側と弁護側の連名で出されました。
水原容疑者は大谷選手の口座から、およそ24億5000万円を不正に送金したとして、銀行詐欺の疑いで訴追されていました。
水原容疑者側と検察側は連名で7日、当初9日に予定していた罪状認否について、先に水原容疑者を起訴し、その後の14日に行うとする要望を連邦裁判所に提出しました。
これを裁判所が承認すれば、罪状認否は5日間、延期されることになります。
銀行詐欺の罰則は最高で禁錮30年、罰金100万ドルで、金融犯罪を数多く扱った元連邦検事のエディー・ハウレギ弁護士は、今後、水原容疑者側は司法取引の中で、罪を早いタイミングで認め、量刑を軽くする調整を図るだろうとしています。