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軍事ジャーナリスト殺害 露側、ウクライナ側のテロと断定

2023年4月13日 22:54

ロシアのサンクトペテルブルクで2日、軍事ジャーナリストが爆弾で死亡した事件について、FSB(=ロシア連邦保安局)は13日、ウクライナの特殊部隊とロシアの反政府組織によるテロだと断定して、爆弾を手配したとされる容疑者の映像を公開しました。

この事件は2日、ロシアのサンクトペテルブルクにあるカフェで発生し、ウクライナ侵攻を支持していた軍事ジャーナリスト、マクシム・フォミン氏が爆弾で殺害されたものです。

13日、FSB(=ロシア連邦保安局)は、この爆弾を手配したとされるウクライナ人・デニソフ容疑者が、アルメニアへ出国手続きをする際の映像を公開しました。

デニソフ容疑者は、実行犯としてすでに逮捕・起訴されているトレポワ被告に対して爆弾を送った容疑で、すでに国際指名手配されたということです。

さらに、FSBは、デニソフ容疑者がウクライナの特殊部隊の指示を受けていたと説明したほか、トレポワ被告がロシアで反政府活動の中心的存在であるナワリヌイ氏の支持者だったなどとして、「ロシアの反政府勢力とウクライナ特殊部隊によるテロ」と断定しました。