イスラエル軍、レバノン南部の報道関係者宿泊施設を空爆か 3人死亡
イスラエル軍がレバノンのイスラム教シーア派組織「ヒズボラ」を標的に空爆と地上作戦を続ける中、レバノン南部で25日、報道関係者が宿泊する施設が空爆され、3人が死亡しました。
レバノン保健省は25日、南部で報道関係者が利用する宿泊施設にイスラエル軍の空爆があり、3人が死亡、3人がけがをしたと発表しました。ロイター通信によりますと、攻撃は未明に行われ、死亡したのはベイルートを拠点にするテレビ局のスタッフ2人と「ヒズボラ」系メディアのスタッフ1人だということです。
この町は、これまで空爆を免れていて、被害のあった施設には報道関係者の少なくとも18人が利用していたということです。
レバノンのマカーリ情報相は「イスラエルはジャーナリストたちが眠るのを待っていた」「戦争犯罪だ」と述べ、意図的な空爆だと非難しました。
イスラエル軍は、これまでのところこの空爆についてコメントしていません。