ハワイ・マウイ島で山火事による壊滅的な被害が出てから、15日で1週間を迎えました。死者は、さらに増えるとみられます。

NNNカフルイ・岡田光弘記者「このホールは避難場所になっていて、一時は100人近くが身を寄せましたが、今は人の姿はありません」

避難者の多くは、避難所から西部ラハイナにあるホテルに移動しました。被災地では水質の悪化のほか、4600世帯が停電していて、この避難所は被災した住民の食事を用意したり、支援物資の集積所としても使われるということです。

また、通信状況も悪く、地元当局は1300人と連絡が取れていないとしています。

これまでに101人の死亡が確認されていますが、捜索が完了していない被災地域も多いため、死者数は今後さらに増えるものとみられます。