ウクライナのゼレンスキー大統領が8日、イギリスを電撃訪問しました。

ゼレンスキー大統領は、スナク首相との首脳会談で、これまでの支援への感謝を伝え、両首脳は今後も緊密に連携していくことを確認しました。また、ゼレンスキー大統領は、議会でも演説し、戦闘機の供与を改めて求めました。

ゼレンスキー大統領「私たちには自由がある。その自由を守るために“翼”をください」

ウクライナへ供与される予定の主力戦車を視察した後、スナク首相は、「戦闘機の供与のためには兵士の訓練が必要だ」と述べ、訓練の実施後、戦闘機を供与する可能性があることをにじませました。

さらに、両首脳は、イギリス軍によるウクライナ兵の訓練の強化や、長射程の武器供与を含む軍事支援などを盛り込んだ「ロンドン宣言」に署名し、さらなる連携の強化をアピールしました。

ゼレンスキー大統領はこのあと、フランスのパリで、マクロン大統領と ドイツのショルツ首相とも会談する予定です。