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“プリゴジン宮殿”捜索映像を公開 札束・金の延べ棒など「腐敗の証拠」と…「評判落とす」狙い?

2023年7月7日 20:03

反乱を起こしたプリゴジン氏の邸宅などをロシアの捜査当局が捜索したとする映像が公開されました。ロシアメディアは「腐敗の証拠」となる札束や金の延べ棒が見つかったと報じています。

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「ワグネル」創設者 プリゴジン氏の音声(2日公開)
「皆さんは近い将来、我々の前線での新たな勝利を見ることになると確信している」

ベラルーシ ルカシェンコ大統領(6日)
「プリゴジン氏は(ロシアの)サンクトペテルブルクにいる」

2日に公開された音声で、前線への復帰を示唆していたプリゴジン氏。ベラルーシからロシアに戻ったことが明らかになりました。

そのロシアでは5日、国営放送が拳銃を構えた警察官らがプリゴジン氏が所有するとされる事務所に突入する様子を報じました。

さらに公開されたのは、プリゴジン氏の“宮殿”とされる写真です。大理石の床が特徴的な広々とした吹き抜けのリビング。ジャグジーやプールも完備しており、約1.5ヘクタールの敷地内にはヘリポートもあります。

ロシア国営放送 キャスター
「捜索中に大量の現金が入った箱・袋、金の延べ棒が見つかりました」

ドルやルーブルの現金の札束、金の延べ棒などを「腐敗の証拠」などと紹介しました。

さらに邸宅からは小銃などの武器や、薬物が入ったとみられる箱も押収されたほか、複数のパスポートも見つかったといいます。写真はプリゴジン氏のものですが、「ボブロフ」や「セミョノフ」など別人の名前が記されています。国営放送は他人名義のパスポートが見つかったと紹介しています。

プーチン大統領は、ワグネルの活動費約1450億円や、ロシア軍への食料供給に絡む契約で、プリゴジン氏の会社に約1350億円が国から支払われていたと明らかにしました。

ロシア プーチン大統領(モスクワ、6月27日)
「(国からのお金を)誰も、何も盗んでいないし、盗んでいても少しだけだと望んでいる。もちろん、我々はこれを確認するつもりだ」

資金が不透明に使われていた可能性を暗に示し、調査すると宣言していました。

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今回、捜索を公開した狙いについて、ロシア政治に詳しい専門家に聞きました。

慶応義塾大学 廣瀬陽子教授
「『プリゴジン本人こそがロシアのいろいろな金を集めて、汚い金で非常にいい暮らしをしていたんだ』と国民に示すことで、プリゴジン氏の評判を落とし、発言の信ぴょう性も失わせていく目的」
「プーチン大統領としては、ここまで顔に泥を塗られた人物を許してはおけない。しかし騒乱について、『おとがめなし』としてしまったので、別のところで完膚なきまでに追い詰めようというところだと思う」

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ベラルーシのルカシェンコ大統領は「プーチン大統領はプリゴジン氏を消したりしないだろう」と述べました。近いうちにプーチン大統領と会い、プリゴジン氏の今後について協議するとしています。

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