保護3度目の“常連”?高速道路にアシカ 米
米・カリフォルニア州の海岸から6キロ以上離れた高速道路でアシカが保護されました。実はこのアシカ、保護される常連で、1回目は空港で、2回目は海軍基地の敷地内で、今回が3度目でした。
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アメリカ・サンディエゴ。水族館で元気に動き回っていたのは、“お騒がせ者”のアシカです。
およそ1か月前、アメリカ・カリフォルニア州の海岸から6キロ以上離れた高速道路で保護されたのです。
アシカは、車が行き交うなかを横断しようとしていました。そこに居合わせた男性が車を降りて、後続車に止まるよう指示して安全な場所まで誘導。救助隊を呼んだといいます。
実はこのアシカ、保護されたのは今回が初めてではないのです。
1回目は空港で、2回目は海軍基地の敷地内で。そして、高速道路で3回目の保護となりました。
水族館で過ごし、体重も体力もすっかり戻ったアシカは、その後、大海原へかえされました。
水族館の担当者は、この“お騒がせ”アシカに目印となる2個目のタグをつけたとのこと。
もし、またどこかで2個のタグをつけたアシカを見つけたら、水族館へすぐ連絡してくれるよう、地元の人へお願いしているということです。