×

「ウクライナ侵攻いつ始まってもおかしくない」米大統領補佐官

2022年2月12日 6:43

ロシアによるウクライナ侵攻の懸念が高まっています。アメリカの高官は11日、「侵攻はいつ始まってもおかしくない」と述べ、事態が切迫しているとの認識を示しました。

サリバン大統領補佐官「プーチン大統領が命令すれば、いつ侵攻が始まってもおかしくない」

サリバン大統領補佐官はさらに、ロシア軍が大規模な軍事行動の準備を整えたとの認識を示し、ウクライナ国内のアメリカ人に、48時間以内に国外へ退避するよう呼びかけました。一方で、「プーチン大統領はまだ最終決断はしていない」との見方も示しています。

また、ロイター通信は、バイデン政権が新たにアメリカ軍3000人をポーランドに派遣する方針だと伝えています。

こうした中、アメリカやイギリス、ドイツなど欧米各国の首脳らがオンライン会議で対応を協議しました。ロシアがウクライナに侵攻した場合には重い経済制裁を科す決意があることを強調したほか、事態打開に向け外交努力を続けることで一致しました。