米・コロンビア大学 抗議デモで建物占拠の学生を退学処分へ
アメリカ各地の大学でイスラエルによるパレスチナ自治区ガザ地区への攻撃に抗議するデモが拡大する中、ニューヨークの大学が日本時間1日、大学の建物を占拠した学生を退学処分にすると発表しました。
デモ隊がキャンパス内の建物のガラスをたたき割りドアを破壊。これはニューヨークのコロンビア大学で撮影された映像で、学生らが、1960年代に学生運動の舞台となった建物に侵入し、入り口をふさぐなどして占拠しました。大学側は、「手に負えない状況だ」として建物を占拠した学生を退学処分にすると発表しました。
大学はキャンパス内への立ち入りを厳しく制限していますが、抗議デモは、大学周辺にも広がるなど収束の兆しは見えていません。
コロンビア大の学生「私はパレスチナの占領に反対する学生らを支援するためにここにいる」
全米の大学に拡大している一連のデモによる逮捕者は、1000人以上に上っています。