空爆で死亡の妊婦から生まれた赤ちゃんが死亡 ガザ地区
パレスチナ自治区ガザ地区で空爆により死亡した妊婦から生まれた女の赤ちゃんが25日、死亡しました。
ロイター通信などによりますと、ガザ地区ラファで20日夜、イスラエル軍の空爆で妊婦が死亡し、その後、帝王切開で生まれた女の赤ちゃんが、25日、死亡しました。女の子は1400グラムで誕生したものの、当初、健康状態は安定していると報じられていました。
しかし、呼吸器系が未熟で免疫機能が弱かったことから容体が悪化し、保育器に入れられて5日後の25日に死亡したということです。
20日夜の空爆では女の子の両親と姉も死亡していて、女の子の遺体は父親の隣に埋葬されたということです。
イスラエル軍によるイスラム組織「ハマス」のせん滅作戦により、ガザ地区の保健当局はパレスチナ人3万4000人以上が死亡したとしています。