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迫る“待避期限”…地上侵攻どうなる? イスラエルから中継

2023年10月14日 0:35
迫る“待避期限”…地上侵攻どうなる? イスラエルから中継

イスラエル軍がパレスチナ自治区のガザの住民に日本時間14日午前までに南部に退避するよう警告し、緊張が高まっています。イスラエルから鈴木あづさ記者の報告です。

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テルアビブの中心部にある広場に来ています。今回、犠牲になったイスラエル人の数にあわせて、1000以上ものろうそくが並べられています。こちらにはハマスによる大規模な攻撃が始まった10月7日の日付と、ヘブライ語で「言葉もない」と書かれています。

先ほど話を聞いた人は「なぜこんなひどいことが起きているのかわからない。一日も早く平和がほしい」と話していました。

金曜日はイスラム教徒にとっても、一週間の中で最も大切な祈りの日です。ハマスは13日を「怒りの日」としてイスラム教徒に抗議行動を行うよう呼びかけました。

先ほど取材したエルサレムでは、銃を携えたイスラエル兵がイスラム教徒の聖地であるアル・アクサモスクを取り囲み、厳戒態勢を敷いていました。

モスクに祈りに来ていたイスラム教徒の男性は、「我々の同胞はずっとガザという“天井のない監獄”に閉じ込められてきた。私たちはただ自由と平和がほしいだけなんだ」と話していました。

――Q.地上侵攻の可能性について現地ではどのように報じられているのでしょうか?

地元メディアは、ガザ地区の周辺ではすでにイスラエル軍の地上侵攻に向けた準備が進められていると報じています。

イスラエル人とパレスチナ人双方が共に平和を祈る中、暴力の応酬はエスカレートする一方です。イスラエル軍がガザに住む民間人に退避を勧告した期限が迫っていて、情勢はますます緊迫度を増しています。