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習主席「台湾問題は中国の核心的利益のなかの核心」

2023年4月7日 5:21

中国の習近平国家主席が6日、フランスのマクロン大統領と北京で会談し、ウクライナ情勢をめぐり和平に向けた交渉を再開するよう呼びかけました。

会談でマクロン大統領はウクライナ情勢をめぐり、「ロシアを正気に戻し全ての人を交渉のテーブルに戻すため、中国の役割に期待している」と述べました。

これに習主席は、「中国は和平を促進し、話し合いによる政治的な解決を促す」と応じ、ロシアとウクライナの和平交渉の再開に向け、仲介役への意欲をアピールしました。両首脳は、また、核兵器の使用に反対する考えをあらためて強調しました。

習主席は、また、EU(=ヨーロッパ連合)のフォンデアライエン委員長とも会談しました。中国の国営メディアによりますと、台湾問題をめぐって習主席は、「台湾問題は、中国の核心的利益のなかの核心」だとした上で、「中国に妥協を期待するのは妄想だ」と述べたということです。