ガザ住民らは「24時間以内に退避すべき」イスラエル軍が国連に通告
ロイター通信によりますと、国連はガザに住むパレスチナ人約110万人について、24時間以内に南部に移動すべきとの通告を、イスラエルから受けたことを明らかにしました。
この通告の目的は明らかにされていませんが、イスラエル軍がガザへの地上侵攻の準備を進める中、緊張が一層高まっています。
国連報道官は声明で、「さらなる悲劇を回避するため、指示の取り消しを強く求める」としています。
国連の報道官によりますと、イスラエル軍による指示は、すべての国連職員と、学校、保健センター、診療所などの国連施設に避難している人々にも適用されるということです。
イスラエル軍がガザ周辺に部隊を集結させ、地上侵攻に向けた準備を進める一方、民間人を退避させるための人道回廊設置に向けての協議も関係国の間で行われていますが、実現のメドはたっていません。