金正恩総書記 住宅地竣工式に参加…市民生活向上アピール
北朝鮮の故・金日成主席の生誕110年を15日に控える中、金正恩総書記は新たに建設された住宅地の竣工(しゅんこう)式に参加し、市民生活の向上をアピールしました。
14日付の「労働新聞」は金正恩総書記が13日、平壌に建設された住宅地の竣工式に出席し、テープカットを行う写真などを掲載しました。
国の発展に寄与した功労者に与えるということで、金総書記が建設の全過程を直接指揮し、朝鮮中央テレビのアナウンサーらにも提供されると伝えています。
故・金日成主席の生誕110年を15日に控える中、金総書記は「主席に対する思いがいっそう募る」などと述べたということです。金総書記は11日には80階建ての超高層住宅などの竣工式にも参加したばかりです。
国際社会から核実験の再開などへの懸念が高まる中、国内向けには市民生活の向上をアピールし祝賀ムードを高める狙いがあるものとみられます。
写真:14日付「労働新聞」より