韓国最大野党「共に民主党」李代表“異例の検察出頭”…市長時代のカネの流れめぐる疑惑で
韓国の大統領選挙で僅差で敗れ最大野党の代表を務める李在明氏が、市長時代のカネの流れをめぐる疑惑で10日、検察に出頭しました。野党側は検察の捜査に強く反発しています。
韓国の最大野党「共に民主党」の李在明代表は、多くの支持者などが集まる中、ソウル近郊の水原地検城南支部に出頭しました。
李代表は城南市長だった2016年から2018年に、市のサッカーチームが企業から後援金を受け取った見返りに、企業側に便宜を図った疑いが持たれています。
野党「共に民主党」李在明代表「(検察は)政敵を排除するため捏造(ねつぞう)捜査で令状を乱発し、捜査起訴権を乱用している」
野党第1党の代表が捜査対象として検察に出頭することは、憲政史上初めてで、「共に民主党」は強く反発しています。
李代表をめぐっては側近が相次いで逮捕・起訴されていて、検察は今後、李代表の逮捕状請求についても検討するものとみられます。