韓国軍と米軍“ステルス戦闘機F35A動員”合同飛行訓練 北朝鮮を強くけん制
韓国軍は、アメリカ軍と合同で最新のステルス戦闘機F35Aを動員した合同の飛行訓練を実施しています。核実験の準備を終えたとされる北朝鮮を強くけん制した形です。
韓国軍によりますとアメリカ軍と合同の飛行訓練は14日まで4日間の日程で行われ、最新のステルス戦闘機F35Aなどおよそ30機が参加しています。
アメリカ軍と韓国軍、それぞれに所属するF35Aが合同で訓練を行うのは初めてだということです。
訓練は、仮想の敵軍を編成した実戦的なものでF35Aの相互での運用能力を高める狙いがあると説明、核実験の準備を終えたとみられる北朝鮮を強くけん制した形です。
一方、14日午前、沖縄の嘉手納基地ではアメリカ軍の偵察機が相次いで北に向けて離陸する様子が確認されました。
韓国の有力紙「東亜日報」は、北朝鮮が10日と11日にロケット砲を発射したのに続き、複数の地点で弾道ミサイルの発射兆候があり、核実験に向けて軍事挑発を再開していく可能性があるとの見方を伝えています。