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韓国で“100年ぶり”大雨 首都ソウルは“冠水”茶色く染まり…駅では天井が崩落

2022年8月9日 21:18
韓国で“100年ぶり”大雨 首都ソウルは“冠水”茶色く染まり…駅では天井が崩落

青森県で記録的な大雨が降る中、日本の隣国の韓国でも“100年ぶり”の豪雨となりました。

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韓国ではすでに、多くの被害が出ています。

ソウル周辺では8日夜、実に、約100年ぶりとなる観測史上最多の豪雨になりました。街は見る見る冠水。地下駐車場には滝のように水が流れ込み、地下鉄の駅では、水の重みでしょうか…天井が崩れ落ち、ホームも冠水しました。

他にも様々な場所で天井から水が流れ込んでいました。

街中で濁った水が川のように流れ、茶色く染まった首都ソウル。一夜明けても、市内を流れる大きな川では上流からどんどん草や木が流れ、増水により、普段は見えている歩道や公園との境目が全くわからない状態になっていました。

市内では、ハンドルのあたりまで水につかった電動キックスケーターも見られました。

街は、大混乱に陥りました。

記者
「こちら韓国伝統の市場です。いろんなものが散乱しています」

鮮魚店
「ご覧の通り、みんな大騒ぎだ」

市場の様々な店が浸水していました。

店の人
「この辺まで浸水した。あまりにも急激な雨だったので、どうすればいいのか。頭が真っ白です」

韓国政府によると、豪雨の影響でこれまでに8人が死亡、7人の行方がわかっていないということです。