インド列車衝突事故 信号トラブルで誤った線路に入ったことが原因か
インド東部で列車が衝突した事故では275人が死亡しました。事故原因については、信号のトラブルで特急列車が誤った線路に入ったことが原因だとみられています。
インド東部・オディシャ州で2日に起きた事故では、特急列車が貨物列車に衝突して脱線するなどして、275人が死亡しました。
事故原因に関する暫定調査では、特急列車に誤った信号が送られたことが原因とみられると指摘されています。ロイター通信が鉄道関係者の話として伝えたところによりますと、特急列車に誤った信号が送られ、本線から迂回路線に入り、そこに停車していた貨物列車に突っ込んだということです。
さらに、衝突の影響で特急列車の一部が脱線し、別の線路を走っていた列車にも衝突して被害が拡大したということです。