米CDC諮問委 BA.5対応の追加接種用ワクチン使用を「推奨」
アメリカのCDC(=疾病対策センター)の諮問委員会は1日、新型コロナウイルスのオミクロン株「BA.5」に対応した追加接種用のワクチンの使用を推奨しました。
CDCは1日、専門家らによる諮問委員会を開き、新型ウイルスワクチンについて、従来型のウイルスに加えて、オミクロン株の「BA.4」と「BA.5」にも対応した追加接種ワクチンの使用について協議を行いました。その結果、ファイザー製が12歳以上、モデルナ製は18歳以上で、最後の接種から少なくとも2か月あけた上で、追加接種を推奨することが決まりました。
アメリカでは新型コロナウイルスの感染者に占めるオミクロン株の「BA.5」の割合が90%近くにのぼり、冬にかけて感染拡大が警戒されています。
今後、CDCが推奨を勧告すれば、アメリカ国内で接種が始まります。