ギリシャ政府、地震頻発のサントリーニ島めぐり非常事態を宣言
地震が頻発しているギリシャのサントリーニ島をめぐり、ギリシャ政府は6日、非常事態を宣言し、警戒を強めています。
サントリーニ島の周辺では、先月末から地震が頻発していて、先週末からは数百回ほどの地震が発生しているほか、5日には、マグニチュード5.2の地震を観測しています。
こうした中、ギリシャ政府は6日、サントリーニ島で非常事態を宣言しました。
期間は来月3日までで、地元当局は、島の一部で地滑りなどが発生する危険性が高いとして、警戒を呼びかけています。
サントリーニ島周辺の地震をめぐっては、これまでに大きな被害は報告されていないものの、すでに1万人以上が島外に避難していて、学校も7日までの休校が決まっています。
ミツォタキス首相は、7日にサントリーニ島を視察する予定で、休校などの対応が延長される可能性が高まっています。
最終更新日:2025年2月7日 8:53