深セン日本人男児殺害 都内で在日中国人の有志らが追悼集会
中国南部・広東省の深センで日本人学校に通う男子児童が殺害された事件を受けて都内で在日中国人の有志らが追悼集会を開きました。
追悼集会は日本に住む中国人の弁護士らが呼びかけたもので会場となった都内のビルの一室には50人以上の在日中国人らが集まりました。
集会では深センで殺害された男子児童に1分間の黙祷が捧げられ献花台に花が手向けられました。
参加した中国人女性の一人は「中国から日本に連れてきたわたしの子どもは楽しく暮らしている。男子児童が日本から中国に行ってこんな結果になったことに本当にすごく申し訳ない気持ちになる」などと語りました。
また、追悼集会に出席した中国人弁護士らの発案でSNSには「在日中国人の一部による共同声明」とする声明文が投稿されました。
この中では「日本で暮らしている中国人として襲撃を行った容疑者を厳しく非難する」と述べるとともに中国のいわゆる「反日教育」の是正も求めました。