ウクライナへの“連帯”世界各地でクリスマスツリーなど消灯
ロシア軍によるインフラ施設への攻撃により広い範囲で停電が起きているウクライナへの連帯を示すため、世界各地でクリスマスツリーなどが消灯しました。
アメリカ・ニューヨークの冬の風物詩、ロックフェラーセンターのクリスマスツリーは、日本時間午前10時ごろ、一時、消灯しました。
ツリーの消灯は、ロシア軍によるインフラ施設への攻撃により広い範囲で停電が起きているウクライナへの連帯を示すために行われたものです。
「ツリーに集い、みんなにとって大切なことを考えるのが重要」「(ウクライナへ)できる限り寄付している。来年の今頃、同じ状況でないことを望んでいる」
消灯は、ゼレンスキー大統領が立ち上げたウクライナへの支援金を集める団体が呼びかけたもので、EU(=ヨーロッパ連合)の本部やパリの市庁舎など、世界各地約60か所で行われました。
来場者から集められた支援金は、停電が起きているウクライナの病院に発電機を送るために使われるということです。