米・ウクライナ首脳が電話会談 バイデン大統領「併合は認めない」ウクライナに追加軍事支援へ
ロシアがウクライナの4つの州の「併合」を一方的に宣言する中、アメリカのバイデン大統領とウクライナのゼレンスキー大統領が4日、およそ1か月ぶりに電話で会談しました。
電話会談でバイデン大統領は、「ロシアによるウクライナの領土併合は決して認めない」と強調した上で、ウクライナへの支援を必要な限り続けることを改めてゼレンスキー大統領に伝えました。
バイデン氏は、新たに最大6億2500万ドル、日本円で900億円あまりの軍事支援を表明しました。追加支援には、今回、ウクライナ軍で大きな戦果をあげているとされる高機動ロケット砲システム(=HIMARS)4基などが含まれています。
両首脳の電話会談は今年8月以来、およそ1か月ぶりで、アメリカ側の発表によりますと、ハリス副大統領も同席しました。