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ガザ地区への検問所が開通か 「ハマス」は米国籍2人の“解放”映像公開…今後もカタール政府が人質めぐり交渉継続か

2023年10月21日 17:26

パレスチナ自治区・ガザ地区への人道支援物資の搬入ルートとして開通が焦点となっているラファ検問所に、物資をのせたとみられるトラックが入りました。

ガザ地区とエジプトとの間にあるラファ検問所の現在の映像では、複数のトラックが検問所内に集まり、その周りに多くの人がいることが確認できます。

ロイター通信は、パレスチナ自治区側のラファ検問所当局者の話として、検問所が開通し、支援物資を運ぶためのトラックが入ったと伝えました。

ガザ地区の死者が4100人を超える中、イスラエルの封鎖により食料や水などが不足していて、人道支援物資の搬入ルートとしてラファ検問所の開通が焦点となっていました。滞っていた人道支援が再び動き出すとみられますが、通行が認められているのはトラックわずか20台のため状況が大きく改善することは難しいとみられています。

一方、「ハマス」の軍事部門は21日、アメリカ国籍の人質2人を解放した際の映像を公開しました。2人は母と娘で赤十字国際委員会のスタッフに付き添われ、車に乗り込む様子が映されています。

「ハマス」は20日、カタールの仲介により人道的な理由から2人を解放したと発表しました。解放された2人はアメリカのバイデン大統領とも電話で話したということで、バイデン大統領も写真をSNSに投稿しました。

解放された娘の父親が会見し、心境を語りました。

解放された娘の父(アメリカ・イリノイ州)「この瞬間をずっと待っていました。この2週間、眠れませんでしたが、今夜はよく眠れそうです」

「ハマス」はガザ地区におよそ200人の人質をとっていますが、解放をめぐり、カタール政府が「イスラエルやハマスとの対話を継続する」としていて、今後も交渉が続けられる見通しです。

イスラエルのネタニヤフ首相は人質の解放を受け、「さらわれ、不明となった全ての人々を帰還させる努力を決してあきらめない」「同時に、我々は勝利まで戦い続ける」と声明を出しました。